この写真は工場敷地内に積みあげられたかき殻の山です。日本全国で生産されるかきは年間約20万トン。そのかき殻の約6割、養殖のさかんな瀬戸内においては、約75％の殻が当社に持ち込まれています。土壌改良や飼料の素材として注目を集めているかき殻ですが、それにいち早く注目して事業化したアドバンテージが、なにものにもかえがたい競合優位性をもたらしています。かき産業の中では誰も知らないものはいないほどの存在感は、全国でも例のないワンストップ体制だけでなく、こうした圧倒的なシェアにも理由があります。
また、生かきや加工用のかきにおいても、私たちは日本を代表するトップ４社の大手流通チェーン本部に対し、直接の販路を持っています。一般にかきの世界では、卸を通して各エリアの店舗ごとに出荷することはできても、直接出荷できるケースはほとんどありません。ましてや本部に直接というケースはさらにレア。それが許される企業は、オイスターギャラリー®グループを含めても、全国でわずか数社にとどまっています。これは、今まで投資を続けてきた当社の製造設備や、品質管理体制、さらに今までの実績が評価されて実現したものあり、事業の大きなアドバンテージとなっています。