農業に興味があって、大学時代は大学院で農業研究を専攻していました。当社へは中途入社ですが、お客様の顔を見て営業ができ、自社製品への評価を直接聞くスタイルだと聞き、入社を決めました。この仕事は、スーツ姿と作業服を切り替えながらの仕事です。デスクワークでデータの分析や戦略立案、あるいは訪問先で自分の提案をプレゼンテーションするのも大切な仕事です。その一方で、作業服に着替えて軍手と長靴片手にお客様の方の畑に出向くこともしばしばです。汗をかいたり服が汚れることもありますが、私は全然気になりません。このように頭を使う部分と、体を使う部分が融合した仕事ですね。農家の方から「おたくの肥料を使ったら、甘いキャベツができて飲食店さんに大好評だったよ」とか、「使って良かった」とか言ってもらえることもあって、こういう瞬間が大好きです。農協の営農指導員さん等に製品について説明して採用になった時や、販売会で予想していた以上の販売量があり在庫を追加する時なども、自分が必要とされていると感じることができて嬉しくなります。


農業法人営業にも、力を入れて取り組んでいます。農産物の商品力を上げるためには肥料の選択は重要で、そこに私たちの出番があります。豊かな土壌づくりや、特徴ある味の作物作りにも応用できるかき殻を原料とした肥料は、さまざまな可能性を持っています。他社に比べて圧倒的に豊富な商品ラインアップをはじめとして、顧客ニーズに応じた商品開発がスピーディーにできる体制も営業をバックアップしてくれることでしょう。それができる会社は日本には無いので、他社との大きな差別化になると思います。そういった強みを生かしながら、これからも新しい可能性を追求していきますよ。


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