第一回世界牡蠣会議
2012年11月28日~12月2日フランス・ボルドー市のアルカッションで第一回世界牡蠣会議が世界の5大陸から25ヶ国400人が参加し開催された。
フランスボルドー地区でのEU主催の世界牡蠣で最初の講演者として「牡蠣全般とりわけアジアについて」を担当、この会議の晩餐会を次期フランス大統領候補最有力者アラン・ジュペ氏にして頂く
世界牡蠣会議のしめくくりは、ボルドー市庁舎で市長主催のレセプションだ。ボルドー市長アラン・ジュペ氏はフランスでも最も有名な政治家の1人でシラク大統領下の首相やサルコジ大統領下の外務大臣を務め、フランス国内ではとても優秀で信頼できる人として評されている。
このアラン・ジュペ氏主催のワインと軽食のレセプションで第一回世界牡蠣会議を主催した功績により実行員長のオリビエ・ラバン氏は国家功労章を受賞しました。このことからも、改めてこの会議にEU・フランス政府がいかに力をいれているか想像されるだろう。ところで、世界でも一番有名なワインの産地ボルドー。そのボルドー市庁舎で市長主催のレセプションに出されるワインはどんなものなのか?超有名ワインかも知れないという大きな期待を胸に、瓶のラベルを覗き込むがそういうものは一本も無かった。しかし、どれもなかなかいい味がする。高価でなく牡蠣との相性がぴったりくるものが選んである。さすがにボルドー。造り手の層は厚いようだ。市長アラン・ジュペ氏からも世界牡蠣会議参加へのお礼を言われ一緒に写真を撮った。
第一回インターナショナル牡蠣祭り
2011年7月8日9日と、フランスの大西洋の牡蠣の産地として世界的に有名なアルカッション市主催の「第一回インターナショナル牡蠣祭り」に招待されました。
フランスボルドー地区GANEA(貝類漁業同盟会会員)に認定
午後6:30頃から、アルカッション貝類漁業同盟会会員就任式が始まった。昨日と同じ会場のステージに案内のされる。昨夜と同様の人だかり。昨夜の熱気を思い出し気分は高揚してくる。そんな中、中世を思わせるマントを羽織った数人の人物が壇上に現れた。アルカッション貝類漁業同盟会員の人たちだ。「この会の会員になることは、とても名誉なことで漁業組合の組合員でもなかなかなれない。会員になれた時は、本当にうれしかった。」とアルカッション牡蠣組合長でCNC委員のオリビエ。招待された4人は卜部会長から順に一人ずつ名前を呼ばれ各自の経歴が紹介されていく。
税理士資格を持ち、日本で1、2の牡蠣を扱う水産会社を経営している卜部会長ということがアナウンスされると場内から大きな拍手がおこる。就任の承諾書にサインが済むと、マントを掛けられる。続いてアルカッション貝類漁業同盟会員のメダルと会員名簿が渡される。そこには、すでに卜部会長はじめ4人の名前が記載されていた。ここで記念撮影となり卜部会長他3名の招待客にも笑みが見られた。文化・風習の違う異国の地でこういう儀式を経験する人は稀有だ。やはり緊張するのも仕方がない。
オイスターギャラリーグループ 株式会社マルト水産の英語版パンフレットご紹介。
私たちはかきのプロフェッショナルとして、日本国内はもとより、世界のかき情報にもアンテナをはって、情報収集や研究を重ねています。そうした活動が評価されて、2010年には会長の卜部が、日本人初の審査員としてパリ国際農業見本市のかき品評会審査員に選任されました。この見本市は40年の歴史を持ち、2010年の参加は17カ国、9日間で入場者数65万人。サルコジ大統領も視察に訪れた注目のイベントで、大役を果たすことができました。